Group Policy Administrator 5.0
Group Policy Administrator 5.0
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 NetIQは,Windowsのディレクトリ環境であるActive Directoryが備えるグループ・ポリシー機能を適切に運用するためのソフト「Group Policy Administrator 5.0」(GPA)を,12月10日に出荷する。グループ・ポリシーをデータベースで管理し,ポリシーの編集や設定,保存や管理などの運用を可能にする。価格は,Active Directoryのユーザー数で100ユーザーあたり14万4000円(税別)など。

 GPAは,Active Directoryが備えるグループ・ポリシー機能を適切に運用するためのソフトである。グループ・ポリシーとは,パスワードの長さは何文字以上でなければならない,といったセキュリティ・ポリシーを,Active Directory配下にあるWidnowsネットワーク全体で共有し,強制執行する機能のこと。GPAでは,このグループ・ポリシーを専用のリポジトリ・データベースに格納し,ポリシーの編集や保存,バージョン管理といった運用管理を可能にする。

 グループ・ポリシーの編集者アカウントとは別に,変更を承認する承認者アカウントなどを設定可能であり,承認を得ないと新規のポリシーを実システムに反映できないようにできる。また,ポリシーを反映させた場合の影響を事前にシミュレートするツールを備える。さらに,作業内容はログとして記録されるため,システム監査に利用できる。