ソフトバンクグループが低価格ソフト事業に参入
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直販ではダウンロード版も提供
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 ソフトバンクグループのBBソフトサービスは2007年11月30日、新ブランド「SoftBank SELECTION」を冠したパソコン向けの低価格パッケージソフト群を発売した。ウイルス対策ソフトや画像編集ソフト、英語学習ソフト、ゲームソフトなど10本を同時に出荷。価格は1980円から。12月には携帯電話のメモリー管理ソフトや家計簿ソフトなど6本を追加発売し、2008年末までにラインアップを約100本に増やす。

 「SoftBank SELECTION」は、ソフトバンクが傘下のグループ各社が提供するブロードバンド接続サービスや携帯電話サービスの知名度および満足度向上を目的として立ち上げた商品ブランド。パソコンソフトだけでなく、携帯電話関連アクセサリなど、さまざまなジャンルの製品に同ブランド名を冠して今後販売していく。ソフトについては、パッケージデザインを共通化するのはもちろん、ジャンル別や難易度別に色分けを施し、ユーザーに対する訴求力を高める。

 ソフトの企画はソフトバンクBBが行い、同社が厳選した上でメーカーから買い付ける。実際の製造・販売・サポートはBBソフトサービスが手がける。全国の家電量販店やパソコン専門店など約1000店舗を通じて販売するほか、直営のオンラインショップでも販売する。オンラインではパッケージ版のほか、その場で入手可能なダウンロード版も提供する。ユーザーサポートではソフトバンクBBとBBソフトサービスが共同で構築したセンターを活用する。