ヤマダ電機は2007年12月6日に東京・新橋、12月14日には秋葉原駅電気街口に新店をオープンすると発表した。7月の池袋店を皮切りに、11月には品川大井町店も開店しており、半年で東京の都市型店舗は4店めに到達。傘下入りした販売店をヤマダ電機として改装することで、都心部侵攻を急ピッチで進めている。
「LABI秋葉原パソコン館」は秋葉原駅の電気街口前に位置する。従来はサトームセン駅前1号店のビルだった。パソコン、ソフト、周辺機器などを取り扱う。地下1階、地上8階建てで売り場面積は898平方メートル。ヤマダ電機は5月にマツヤデンキ、サトームセン、星電社の持株会社である「ぷれっそホールディングス」を子会社化している。
「LABI新橋デジタル館」の立地は新橋駅のSL広場前で、従来はディスカウントショップのキムラヤ新橋本店だったビルを改装した。ヤマダ電機はキムラヤを運営するキムラヤセレクトを9月に子会社化していた。携帯電話やデジタルカメラ、テレビ、DVDレコーダー、パソコンなどを販売する。売り場は地下1階から地上6階までの7フロアで、売り場面積は4479平方メートル。