ソフトウエア・ベンダーやシステム・インテグレータ、コンサルティング会社など16社で結成しているソフトウエア資産管理コンソーシアムは11月27日、ISO基準をベースにした「ソフトウエア資産管理基準 Ver.2.0」を発表した。

 ソフトウエア資産管理基準 Ver.2.0は、2006年5月に策定された標準規格「ISO/IEC 19770」の要素を取り込み、ソフトウエア資産管理に必要な管理項目を13項目、管理要件を47項目用意したもの。5年前に策定したVer.1.0は管理項目が11項目、管理要件が33項目だった。

 同基準にのっとってソフトウエア資産管理を実行することで、企業は無駄なソフトの切り分けや不正利用の削減、セキュリティ管理などを効率よく達成できるという。

 27日以降、同コンソーシアムのWebサイトから、Ver.2.0に関する規定マニュアルをダウンロードできる。同コンソーシアムで話し合った技術情報を誰でも入手できる。