京セラコミュニケーションシステム(KCCS)と京都放送は2007年11月27日,半径数m~数十mにエリアを限定した携帯端末向け地上デジタル放送「ワンセグ」の番組の続きをパソコン向けに提供する映像配信システムの実証実験を12月1日に開始すると発表した(発表資料)。今回の実験では,京都放送が京都駅ビルなど3カ所で観光ガイドを中心とした番組を「ミニ・ワンセグ放送」で提供する。視聴者は事前にモニターとして登録すれば,現地で番組をどの場面まで視聴したかをKCCSのデータセンターに記録できるようになる。視聴者は自宅などのパソコンで専用のWebサイトに接続し,メールアドレスの入力などを行えば,番組の続きを視聴できる。なお今回の実験は2007年12月16日まで実施する。