楽天が11月24日に開催した「楽天テクノロジーカンファレンス2007」で、同社の杉原章郎 取締役 常務執行役員は「今後3年間で技術者の数を3倍にしたい」と語った。

 同社はサービス開発について「基本的には自前主義」である。その実現のため、社内に500~550人、社外の協力会社に約500人の技術者を抱えている。これを3年後には3000人規模にまで増やそうという構想だ。技術者の採用先としては「当然(本社がある)東京だけでは満たされない」とし、海外拠点を含めた東京以外の拠点での採用を積極的に進める姿勢を示した。具体的には、08年中に進める海外サービス拠点の展開に合わせ、米国や英国での採用を念頭に置いているようだ。