東京都内で開催されたエデュステーション・パートナーの設立式
東京都内で開催されたエデュステーション・パートナーの設立式
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 マイクロソフトは11月26日,教育機関向けの営業に特化した新しいパートナー制度「エデュステーション・パートナー」を開始した。同社の教育機関向けのソリューション「エデュステーション」を売り込むためのパートナー制度で,共同セミナーなどのマーケティング活動などを展開する。

 エデュステーション・パートナーは,日本独自の取り組みだという。同社の樋口泰行COOは,「日本の教育機関におけるICT(情報通信技術)の導入は,産業界に比べて進んでいないのが現状だ。これらの状況を改善していくためにマイクロソフトが行っている取り組みが『エデュステーション』であり,パートナー各社と協力して,教育機関へのソリューション提供を強化したい」と述べている。

 マイクロソフトの「エデュステーション」は,Windows OSやMicrosoft Officeといったパッケージ・ソフトに加えて,デスクトップ管理やセキュリティ管理システム,「Windows Live @ edu」などの電子メール・ホスティング・サービスなどを包括して提供するソリューション。マイクロソフトは,このソリューションを売り込むパートナー企業に対して営業支援ツールや無償の技術サポートなどを提供する。

 エデュステーション・パートナーには現在,内田洋行,SAPジャパン,大塚商会,京セラ丸善システムインテグレーション,システムディ,シャープシステムプロダクト,Sky,デジタル・ナレッジ,日本総研ソリューションズ,NEC,富士電機ITソリューションの11社が参加している。