NTTドコモは11月22日,ポイント・プログラム「ドコモプレミアクラブ」の内容を変更し,長期利用者のポイント付与率をアップすると発表した(写真1)。5年以上の長期利用者が対象で,継続利用期間が10年以上であれば年間の利用額に関係なくポイント付与率が5%以上になる,といった変更を加えた。2008年3月利用分(2008年4月請求分)から適用する。
ドコモプレミアクラブは従来,年間の利用額に応じてポイント付与率を4段階に分ける「ステージ制」を採用していた。前年1~12月の毎月の利用額から年間の累計ステージ・ポイント(SP,100円=1ステージ・ポイント)を算出してステージを決定。このステージごとに付与するポイントを以下のように設定していた。
現在の利用額100円あたりの付与ポイント | |
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2008年4月1日以降はステージ決定の条件に「継続利用期間」を追加して付与ポイントを以下に変更する。
拡充後の利用額100円あたりの付与ポイント | |
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つまり,年間の累計ステージ・ポイントに関係なく,継続利用期間が5年以上であればポイント付与率が3%以上,8年以上は同4%以上,10年以上は5%以上になる。
NTTドコモは,2007年8月から「ファミ割MAX50」と「ひとりでも割50」を開始。これらの割引サービスは契約1年目から基本使用料を一律50%割り引くため,長期利用者から不満の声が出ていた。
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