ソフォスが実施したアンケートの結果(同社の発表資料から引用)
ソフォスが実施したアンケートの結果(同社の発表資料から引用)
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 英ソフォスは2007年11月16日(現地時間)、メールのセキュリティに関して同社が実施したアンケートの結果を公表した。それによると、回答者の5割が、職場においてメールを誤送信したことがあるという。

 今回のアンケートは、同社のWebサイトで実施したもの。アンケートは2種類。一つは、2007年10月に実施したもので、有効回答数は300。質問は、「恥ずかしい内容のメールや重要な内容のメールを、間違った相手に職場から送ったことがあるか」というもの。これに対して回答者の半数(50%)が、「送ったことがある」と答えた(図)。

 もう一つは、「職場において、メールによる情報漏えいを心配しているか」という質問。実施時期は2007年11月、有効回答数は200。この質問に関しては、7割が「はい」と回答した。

 同社の上級技術コンサルタントであるグラハム・クルーリー氏は、「ビジネスにおけるメールの重要性が高まるにつれて、誤送信によるリスクもますます増加している」と指摘。企業としては、重要な情報が書かれた(あるいは添付された)メールをチェックし、そういったメールが間違った相手に送られることを防ぐような仕組みを導入する必要があるだろうとしている。