[画像のクリックで拡大表示]

 SELinux Policy Editor Projectは11月19日,セキュアOS SELinuxの設定ツールSELinux Policy Editorの新版2.2.0をリリースした。2.2.0では組み込みシステム向けのクロス開発環境とFedroa8に対応した。

 SELinux Policy Editorは,Linuxのセキュリティを高めるセキュアOSモジュールELinuxの設定を支援するツール。日立ソフトの中村雄一氏が中心となっているコミュニティSELinux Policy Editor Projectが開発しオープンソース・ソフトウエアとして配布している。

 2.2.0ではクロス開発環境に対応したことで,開発マシンとは別のマシンで稼働しているSELinux向けにポリシーを生成することが可能になった。またポリシーの生成を高速化したという。

 SELinux Policy Editorは,SELinux Policy Editor Projectのサイトなどからダウンロードできる。