総務省は11月19日,2.5GHz帯事業免許を申請する4事業者を集めた公開カンファレンスを開催すると発表した。開催日時は11月22日。本日から11月21日15時まで傍聴の申し込みを受け付ける。カンファレンスでは,4事業者による申請内容のプレゼンテーションや,事業者同士の意見交換を公開の場で行う。

 2.5GHz帯免許を巡っては,最大2社の枠に4事業者が申請している。具体的には,NTTドコモとアッカ・ネットワークスなどが出資するアッカ・ワイヤレス,ソフトバンクとイー・アクセスなどが出資するオープンワイヤレスネットワーク,KDDIなどが出資するワイヤレスブロードバンド企画,ウィルコムの4陣営がある。

 これまで総務省と電波監理審議会は,非公開のヒアリングを行ってきた。非公開にした理由は,事業者の戦略上,公開できない情報があることを配慮してのものとしていた。こうした非公開の会合で免許付与をする事業者を決める総務省に対し,ソフトバンクの孫正義社長とイー・アクセスの千本倖生会長は,オープンな場での議論を求める要請をしていた(関連記事)。

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