米Microsoftは11月第3週,「業界のフィードバック」を理由に挙げ,Windows向けハードウエア開発者のカンファレンス「Windows Hardware Engineering Conference(WinHEC)」の次回開催を6カ月遅らせた。例年WinHECは4月か5月に開催するが,今回はWinHEC 2008を2008年第3四半期に行うことにしたのだ。

 残念な話だ。WinHECという名前は凡庸だが,内容は非常に興味深く,筆者はいつも楽しみにしていた。恐らくMicrosoftは,WinHECで「Windows Vista」の後継OS「Windows 7」(開発コード名)の詳細を発表するつもりなのだろう。そう考えれば,延期の理由を説明できる。