米アップルは2007年11月15日(米国時間)、「Mac OS X 10.5(開発コード名Leopard)」のアップデートプログラムを公開した。アップデートには、ファイアウオール機能のセキュリティ修正などが含まれる。

 今回公開されたアップデートの適用対象は、Mac OS X 10.5。アップデートの適用により、Mac OS Xのバージョンが10.5から10.5.1にアップグレードされる。バージョンからも分かるように、Mac OS X 10.5用の最初のアップデートである。

 アップデートの適用により、機能や安定性、セキュリティが向上するという。例えば、ファイアウオール機能のセキュリティ問題を修正する。Mac OS X 10.5のファイアウオール機能には、「外部からの接続をすべて遮断」に設定していても、特定のプログラム(サービス)に対するアクセスを許可してしまう問題などが見つかっている。今回のアップデートを適用すれば、それらを解消できる。

 同社では、すべてのMac OS X 10.5ユーザーに対して、アップデートの適用を推奨している。

 アップデートは、Mac OS Xが備える「ソフトウェア・アップデート」機能を使えば適用できる。また、同社が公開する「ソフトウェアアップデート」のWebページからもダウンロードできる。