米Microsoftは,消費者向けセキュリティ・ソフトウエアの最新版「Live OneCare 2」をリリースした。会員制のサービスと連動するソフトウエア製品であり,最大3台のパソコンを脅威から保護し,正常に機能するよう維持する(関連記事:米MS、統合セキュリティソフト「Live OneCare」新版を公開)。

 MicrosoftのWindows Live OneCare担当上級ディレクタであるAmy Barzdukas氏は,「ユーザーから『家庭にあるすべてのパソコンを簡単かつ手軽にメンテナンスできる,総合的なソリューションがほしい』という意見をもらった」と述べる。「Windows Live OneCareは,様々なセキュリティ/パフォーマンス管理ツールに加え,複数パソコンの管理,プリンタ共有,集中バックアップといった新機能により,ユーザーの要求に応える」(Barzdukas氏)。

 最新版は,家庭内ネットワークに接続されているパソコンを1カ所から管理する機能を搭載し,パソコンのバックアップと復旧の集中管理,プリンタ共有,写真のオンラン・バックアップを可能とすることで,セキュリティ/メンテナンス機能が旧版に比べ充実した。米国での定価は49.95ドルだが,実売価格はもっと安いだろう。対応言語は7カ国語で,17カ国で販売される。

 Microsoftは,90日間無償で使える試用版のダウンロード提供をWebサイトで始めた。筆者は近いうちにSuperSite for WindowsでLive OneCare 2をレビューする予定だ。