標準でネットワーク対応したA3対応モノクロプリンター「LP-S3000」(セイコーエプソン)
標準でネットワーク対応したA3対応モノクロプリンター「LP-S3000」(セイコーエプソン)
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 セイコーエプソンは、毎分31枚(A4判普通紙の場合)と高速に出力可能な、A3対応モノクロプリンター「LP-S3000」を発売する。ネットワークに標準対応するほか、情報漏洩対策としてセキュリティ印刷に対応しているのが特徴。価格は9万9800円で、2007年12月に出荷する。

 セキュリティ関連機能としては、同社が販売するセキュリティ管理ソフトウエア「Offirio SynergyWare」と組み合わせることにより、パスワードやICカードなどの認証デバイスを利用した個人認証印刷、コピー時に原本でないことを示す地紋を浮かび上がらせる透かし印刷、各ユーザーの印刷ログを自動収集し管理する印刷履歴管理が可能になる。

 また、ネットワークインタフェースとして10BASE-T/100BASE-TXを標準装備した。解像度は最大1200dpiだが、プリンター内部のソフトウエア処理により2400dpi相当の解像度での印刷が可能だ。給紙用量は標準で450枚、オプションの増設カセットにより最大1550枚まで拡張できる。

 両面印刷ユニットを標準装備した「LP-S3000R」(12万9800円)、PDFファイルのダイレクト印刷もサポートしたPostScript3対応モデル「LP-S3000PS」(17万9800円)などもある。また、7万9800円と価格を抑えて毎分28枚の印刷速度を実現した「LP-S2000」も同時に発売する。価格はいずれも税別。