米マイクロソフトは、Windows Vista向けのService Pack 1(SP1)のリリース候補版(RC)1を、プレビュー版として限定的にリリースした。ベータ版リリース時からテストメンバーとして登録し、継続的に評価しているユーザーのみへの公開である。テストの結果大きな問題がなければ、正式なRC1として公開される見込み。

 RC1のプレビュー版を試用できる登録ユーザーは1万5000人程度。これが正式なRC1となれば、さらに多数のメンバーに公開される可能性がある。なおSP1の完成は、かねてから発表されているとおり2008年の第1四半期を予定している。

 Windows VistaのSP1は、Windows XPのSP2とは異なり、小規模なアップデートになる予定。品質の向上や管理性の向上、新たなハードウエアのサポートなどが主な変更点とされている。