米Dellと米Sun Microsystemsは米国時間11月14日,DellがSunのUNIX OS「Solaris Operating System(OS)10」およびSolaris対応サポート・サービスを提供するためのOEM契約を結んだと発表した。これにより,Dellはエンタープライズ環境向けOSを拡充し,Sunは同OSユーザーの増加を図る。

 Dellは,「Dell PowerEdge」サーバー製品系列の一部モデルにSolarisを搭載して販売する。両社はPowerEdge/Solarisシステム向けソリューションの認証活動や開発でも協力していく。

 OEM契約期間は複数年とするが,契約金額や対象PowerEdgeモデルなど詳しい取引条件については明らかにしていない。

 米メディア(CNET News.com)によると,Solarisユーザーの3分の1はDell製サーバーを使っている。また,既に米Hewlett-Packard(HP)と米IBMもサーバー製品でSolarisを採用済みという。

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