米Yahoo!は米国とマカオで現地時間11月13日，モバイル機器向けサービス「Yahoo! Go 2.0」の台湾向け中国語版の提供開始と，アジア太平洋地域の携帯電話キャリア9社との提携，モバイル検索サービス「oneSearch」の中南米向けベータ提供開始を発表した。
こうした世界展開を進めた結果，Yahoo! Go 2.0はアジア／欧州／米大陸の14カ国，oneSearchは19カ国で利用可能となった。提携している携帯電話キャリアは，19カ国20社に及ぶ。
Yahoo! Go 2.0は，携帯電話機向けのサービス・パッケージ。ウィジェット「Go widgets」を介して，電子メール，地域情報，地図，ニュース，エンターテインメント，写真共有機能「Flickr」，oneSearchといった各種サービスを利用できる。台湾向け中国語版はWebサイト（パソコン向け／携帯電話機向け）でダウンロード配布している。
Yahoo!が新たに携帯電話機向けサービス提供契約を結んだキャリア9社は，インドAircel，インドBPL Mobile，インドBharat Sanchar Nigam，マレーシアDiGi Telecommunications，インドネシアPT EXCELCOMINDO PRATAMA，インドネシアPT Hutchison CP Telecom，インドネシアPT Indosat，香港PCCW Mobile HK，シンガポールStarhub。
またYahoo!は，アルゼンチン，ブラジル，メキシコでoneSearchのベータ版の提供を開始した。これにより，各国では現地向けにローカライズされたコンテンツを，スペイン語やポルトガル語で利用できる。さらにショート・メッセージング・サービス（SMS）のメッセージ送信によるoneSearch検索の実行機能を，フランス，ドイツ，インド，イタリア，スペイン，英国，米国で提供している。
[発表資料（概要）]
[発表資料（Yahoo! Go 2.0台湾向け中国語版）]
[発表資料（携帯電話キャリアとの提携）]
[発表資料（中南米向けoneSearch）]
