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中国の2007年第2四半期のネット経済、市場規模は約1600億円

2007/11/14
山谷 剛史=フリーランスライター

 中国のリサーチ会社であるiReserchによると、2007年第2四半期のネット上でのさまざまなビジネスを合計した市場規模(ネット経済市場規模)は、前期比7.8%増、前年同期比38.7%増となる109億7000万元(約1634億5300万円、1元=14.9円で計算)となった。

 内訳を見ると、業種別では、オンラインチャージ(シェア30.1%)、オンラインゲーム(同24.1%)、ネット広告(同15.0%)、Eコマース(同9.0%)、検索サービス(同5.8%)、オンライン旅行予約(同5.0%)、オンライン人材派遣(同2.2%)の順となった。なお、オンラインチャージとは、ネット系のサービスを運営している会社が、自社のサービスの中で利用できる仮想通貨に実際のお金を換金すること。中国ではネットビジネスの大きな部分を、オンラインチャージが占めているのである。

 ベンダー別では、中国で人気のあるインスタントメッセンジャーQQを運営している騰訊(Tencent)が8億6800万元(約129億3320万円)で、市場全体の7.9%を占めてトップになった。同社はユーザーがQQのIDで利用できるオンラインゲームやブログ、アバターなどのさまざまなサービスを展開。各種サービス利用のための仮想通貨「Q幣」も発行している。

 2位以下は、オンラインゲーム最大手の盛大(Shanda)、オンラインゲームとポータルサイトなどを運営する網易(NetEase)、B2Bサイトやオンラインショッピングサイトなどを運営するアリババグループ、中国最大のポータルサイト新浪(Sina)、検索サイトの百度(Baidu)、ポータルサイト大手の捜狐(SOHU)、オンラインゲームベンダーの第九城市(the9)、ポータルサイトのTOM、携帯向けサイトの空中網(KongZhong.com)などが続く。

 なお、この上位10社のシェアを合わせても39.6%にしかならない。トップベンダーが占めるシェアの割合は徐々に減ってきていることに関してiReserchは、中小のネット関連企業のシェアが増えてきているため、と分析している。

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