タッチパネルの操作も可能
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通信相手を呼び出しチャットも
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GoogleMapも快適に動く
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もちろん通話も可能
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ホームページも3G(第3世代移動体通信)で短時間に
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3D表示能力も「パワフル」と紹介
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過去の閲覧ホームページも3D表示する
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 米グーグルは11月12日(米国時間)、携帯電話機向けのソフトウエア基盤AndroidのSDK(ソフトウエア開発キット)を公開した(専用Webサイト)。Andoridは、11月5日にグーグルが発表した、OSを含むオープンソースのソフトウエア基盤である。発表前には、グーグル自身が携帯電話機「gphone」を開発しているという噂があったが、グーグルは「Andoridにより、たくさんの”gphone”が生まれることを期待している」と語っている。

 SDKは、Windows XPまたはVista、Mac OS X10.4.8以降、Linux向けの3種類がある。Mac OSはIntelプロセサ、Linuxはi386向けのものである。

 Andorid専用ページおよびYouTube(YouTube上に用意したページ)では、Androidを搭載する携帯電話機のデモを見ることができる。通話のダイヤルアウトのほか、チャット、検索、Web、OpenGL ESベースの3次元(3D)表示のゲームなどを見ることができる。試作機はタッチスクリーンを採用しており、ざっと見たところでは米アップルの「iPhone」の操作感に似ている。

 グーグルは、同時に1000万ドルの賞金を用意する懸賞「Android Developer Challenge」を始めることを明らかにしている。ホームページ上でいくつかのアプリケーションを見せたものの、「最高のアプリケーションはここにはない。それを作るのは君たちだ」と呼びかけ、ソフトウエア開発者たちに魅力的なアプリケーションの開発を促している。第一弾となるAndroid Developer Challenge Iの応募期間は1月2日から3月2日まで。