ロジクールは2007年11月9日、ノートパソコンを据え置いて使う専用スタンドを発表した。11月30日から発売する。コードレスキーボードが付属する「Alto Cordless Notebook Stand」とスタンド本体のみの「Alto Connect」という2製品がある。同社直販サイトでの価格はAlto Cordless Notebook Standが1万2800円、Alto Connectが8980円。ノートパソコンをセットしてキーボードなどを接続して使えば、デスクトップパソコンのような配置で利用できる。
コードレスキーボード付きのAlto Cordless Notebook Standは、スタンド部分にUSBハブとコードレスキーボードの受信機を備える。使用時にはUSBケーブルでスタンドとノートパソコンを接続し、USB経由でキーボードからの入力を受け付ける。そのため、ノートパソコンに受信機やドライバーのインストールなどが必要なく、簡単に利用できる。
スタンド自体は角度や高さが固定される。自由に調整できないのでノートパソコンの画面の角度で調整する。対応機種は特になく、ほぼすべての機種で利用できるという。
実際に試用してみたところ、機器自体はそれほどスペースも取らず机の上に設置しやすい。12.1型程度のノートパソコンの場合は非常に使いやすかった。ただし、据え置きを前提とした大画面液晶のノートパソコンでは、画面位置が高くなってしまう場合もある。
付属するコードレスキーボードはテンキーが付いている。小型のノートパソコンではテンキーを持たない機種がほとんどだが、こうした機種を使っているユーザーにとっては便利だろう。