iPod touchでNAVITIMEの地図を表示したところ。(C)NAVITIME JAPAN、地図:昭文社
iPod touchでNAVITIMEの地図を表示したところ。(C)NAVITIME JAPAN、地図:昭文社
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 ナビタイムジャパンは2007年11月8日、米アップルの携帯音楽プレーヤー「iPod touch」向けに経路探索サービス「NAVITIME」の提供を始めた。当面は機能を絞った無償版として提供し、2008年以降に本格サービスに移行する予定としている。

 今回提供を始めたのは地図検索機能で、iPod touchにプレインストールしているWebブラウザー「Safari」とiPod touchの無線LAN機能を使用する。iPod touchの画面上で検索語を入力し、その検索語に合った地図を表示させることが可能。検索語として住所のほか駅、バス停、施設、店舗などの名称を使用できる。iPod touchのタッチスクリーンを使い地図のスクロールや縮尺変更をスムーズに行えるよう、iPod touch向けに特化したインタフェース設計としている。

 同社はパソコンや携帯電話・PHSなどに向けてNAVITIMEのサービスを提供済み。電車・バスのほか徒歩やタクシーを組み合わせた多様な検索ができることを特長としている。iPod touch向けにも、公共交通機関を利用する際の経路探索機能や、公衆無線LANサービスのサービス提供場所の検索機能などを提供し、機能拡張していくという。