米Googleは,ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)向けのアプリケーション(ソーシャル・アプリケーション)を開発するためのAPI群「OpenSocial」を正式に公開した。開発者やWebサイト運営者はWebサイトを通じてアクセス可能。同API群により,異なる複数のSNSサイトで利用可能なアプリケーションを効率的に構築および提供できるようになるとしている。

 Googleによれば,すでに英Bebo,米Engage.com,米Friendster,米hi5,オランダのHyves,米imeem,Google傘下のorkut,米LinkedIn,ミクシィ,米MySpace,米Ning,米Oracle,米Plaxo,米Salesforce.com,米Six Apart,中国のTianji,フランスのViadeo,ドイツのXINGといったSNSサイトやアプリケーション・ベンダーなどがOpenSocialへの支持を表明している。

 GoogleはOpenSocialの特徴を,「learn once, write anywhere(一度使い方が分かれば,どのサイトでも動作するアプリケーションが書ける)」と表現している。「OpenSocialコミュニティに参加しているSNSサイトのユーザーは合計2億人にのぼり,開発者はこれら広範なユーザーへのリーチが可能になる」(Google)

 開発者に提供するのは3種類のAPIと,「サンドボックス」と呼ぶorkutの開発者向けテスト環境。Webサイト運営者にはOpenSocialに対応するためのツール,サポート・フォーラムの利用などを提供する。いずれも開発者向けサービス「Google Code」のサンプル・コード,ドキュメント,サポート・グループにアクセスできる。

 なおGoogleとMySpaceは,ソーシャル・アプリケーション用プラットフォームの開発についても協力体制を敷く(関連記事:GoogleとMySpaceがSNS向けアプリ開発で協力,FriendsterやSix Apartも参加)。

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