米Cisco SystemsとインドのWiproはインドで現地時間10月31日,ITサービス・ソリューションの共同開発/供給を目的とする戦略的提携を結んだと発表した。ただし,契約金額や期間など詳細な条件については明らかにしていない。

 これにより両社は,Ciscoのネットワーク機器とWiproのインフラ/マネージド・サービスを組み合わせ,新たなITインフラ・サービス・ソリューションの開発に取り組む。ソリューションの提供はWiproが担当する。

 開発したソリューションの提供地域は当初インド/中東/アフリカとし,その後全世界に広げる。CiscoはWiproの推奨ネットワーキング・パートナとなり,ネットワーク機器を提供していく。

 また両社は,インドのバンガロールにあるWiproの事業所内に開発施設「Cisco Solution Centre」を開設する。新施設の運用開始は11月を予定する。

 Cisco Solution Centreでは,ネットワーク対応ITソリューションやテスト・フレームワークの開発を行うほか,新サービス/ソリューションのデモも実施する。

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