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世界初の無線LAN内蔵SDメモリーカードが商品化,各種の写真共有サービスにも対応

2007/10/31
田中 正晴=日経ニューメディア
米Wintec Industriesが製造を担当する
米Wintec Industriesが製造を担当する
[画像のクリックで拡大表示]

 無線LANを内蔵したSDメモリーカードの出荷が始まった。米Eye-Fiがデジタルカメラ向けに開発したもので,容量は2Gバイト,価格は99.99米ドルである。米国時間の2007年10月30日に販売を開始したことを発表した(発表資料)。

 SDカードをサポートするデジタルカメラから直接,家庭の無線LANを経由してパソコンや各種の写真共有サービスなどに写真データを転送できる。この結果,SDメモリーカード対応のデジタルカメラは,このカードを利用するだけで簡単に無線LAN対応となる。写真共有サービスとしては,FlickrやKODAK Galleryなど17のサービスが名前を連ねている。無線LANの規格は,IEEE802.11gと同802.11bに対応する。セキュリティー機能は,WEP 40/104/128, WPA-PSK, WPA2-PSKに対応する。利用できるパソコンは,Windows XP,Windows Vista,Mac OS X(10.3 and 10.4)のOS搭載機である。

<Atherosのチップを採用>
 Eye-Fiの発表の前日には米Atheros Communicationsが,モバイル機器向けの待機電力「ニアーゼロ」をうたうチップを発表「AR6002」した(発表資料)。このチップの発表資料の中で,同社のこれまでの無線LANチップを採用した商品として,Eye-Fi社のワイヤレスメモリーカードのほか,富士通シーメンス社のスマートフォン「LOOX T830」,NTTドコモのFOMA/無線LANデュアル端末「N902iL」,ソニーのデジタルカメラ「Cyber-shot DSC-G1」などを挙げている。

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