22型でフルHD表示が可能な「AQUOS Pシリーズ」。DVIやアナログRGB端子を備え、パソコンのディスプレイとしても使用可能
22型でフルHD表示が可能な「AQUOS Pシリーズ」。DVIやアナログRGB端子を備え、パソコンのディスプレイとしても使用可能
[画像のクリックで拡大表示]

 シャープは、液晶テレビの新機種「AQUOS Pシリーズ」3製品を2007年11月22日に発売する。22型、26型、32型のラインアップ構成。現在市販している薄型テレビの主流である30~50型よりやや小ぶりで、リビング向けではなく、寝室や個室、少人数の世帯向けを想定した製品である。想定実勢価格は、それぞれ約18万円、約20万円、約24万円。

 同製品の特徴は、小ぶりの画面ながら解像度を1920×1080ドットのいわゆるフルハイビジョンとしたこと。「液晶テレビとして、初めて22型と26型でフルハイビジョンに対応した」(シャープ)と言う。ノートパソコンでは、既に15.4型や17型といった画面サイズで1920×1200ドットの解像度を持つ製品が複数のメーカーから市販されている。

 同製品は、地上/BS/110度CSデジタル放送、および地上アナログ放送のチューナーを内蔵する。接続端子が豊富で、パソコンと接続するためのDVI、アナログRGBの映像入力端子も備える。このほか映像やS映像、HDMI、D端子などの入力端子がある。HDMIとD端子はいずれも1125p(実質1080p)の映像入力が可能。パソコンの画面を全体表示しながら画面右下隅に小さくテレビ画面を表示する、いわゆるピクチャー・イン・ピクチャー(PinP)機能がある。

 机の上に置く際に必要な奥行きは、22型が27.1cm、26型と32型が27.9cm。スタンド部を含む重さは順に9.7kg、15.5kg、18.5kg。