ソフトバンクモバイルは10月26日,NTTドコモが同日発表した新料金プラン(関連記事)に対抗し,「ブループラン・バリュー」の名称で六つの新料金プランを追加すると発表した。ドコモが15時に発表してから4時間半後の19時30分に公表した。12月5日から導入する。

 ブループラン・バリューはNTTドコモのバリューコースと同様,従来の「ブループラン」より月額基本料を一律1680円安くしたもの。ブループラン・バリューの各プランの月額基本料は,SSプランバリューが1890円,Sプランバリューが2940円,Mプランバリューが5040円,Lプランバリューが8190円,LLプランバリューが1万3440円,キッズ・シニアプランバリューが1260円である。なお,「家族割引MAX50」または「自分割引MAX50」を適用すれば,月額基本料はそれぞれ半額になる。

 NTTドコモのプランと比べると,それぞれ月額210円安い。無料通信分と通話料は従来のブループランと同じである。

 申し込みは割賦販売方式の「新スーパーボーナス」の利用が条件となる。また端末の月々の支払いを軽減するために毎月の基本料と通話料を一定額割り引く「スーパーボーナス特別割引」による減額分は,従来に比べて毎月最大650円,総額で最大1万5600円減る。これは,NTTドコモのバリューコースとベーシックコースを比べた場合,ベーシックコースにある1万5750円のベーシック購入サポートがバリューコースにはないということに合わせた措置である。

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