写真1 WindowsでVMware Playerを動かし,その上でUbuntuを起動したところ
写真1 WindowsでVMware Playerを動かし,その上でUbuntuを起動したところ
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 Ubuntu Japanese Teamは2007年10月22日,同コミュニティが提供するLinuxディストリビューションの最新日本語版「Ubuntu 7.10 日本語ローカライズドDesktop CD」の仮想マシン2種類を公開した。VMware用仮想マシンとVirtualBox用仮想マシンがある。同コミュニティのサイトから,Bittorrentを利用してダウンロードできる。

 今回公開された仮想マシンを使えば,例えば,Windows上で動作している仮想化ソフト「VMware Player」上で,最新LinuxディストリビューションのUbuntu 7.10を利用できる(写真1)。

 Ubuntuは,コミュニティのUbuntu Foundationが開発・提供するLinuxディストリビューション。Ubuntu Japanese Teamが日本語化などを行い国内向けに配布している。その最新バージョンの仮想マシンがUbuntu 7.10仮想マシンである。

 従来版(7.04)ではVMware用仮想マシンが提供されていた(関連記事)。7.10では,VMware用仮想マシンに加えて,VirtualBox用仮想マシンも用意された。

 なお,VMware Playerの具体的な使い方については,「入門に最適なVMware Player」を参照されたい。日経Linux2007年11月号では,Ubuntu 7.04 VMware用仮想マシン(付録DVDに収録)のWindows上での使い方を解説している。また,12月号にはUbuntu 7.10 日本語ローカライズドDesktop CDを付録DVDに収録予定。