注目度とともに出品車情報が分かる「どれみる?マップ」
注目度とともに出品車情報が分かる「どれみる?マップ」
[画像のクリックで拡大表示]

 ポータル・サイト「goo」を運営するNTTレゾナントとNTTは10月25日,27日に一般向け公開が始まる「東京モーターショー2007」の出品車情報やそれらの注目度を会場図上で一覧できる「どれみる?マップ」の公開実験を開始した。

 どれみる?マップは,東京モーターショーの出品車情報を,ニュース記事やブログなどから抽出した口コミ情報,コンパニオン情報などとともに会場図上に表示するサービス。各ユーザーのアクセス履歴を基にしてユーザーの好みを推定し,お奨め車種を表示する機能も盛り込んである。気に入った出品車を表示した会場図をユーザー専用の会場図として印刷したり,携帯電話から閲覧できるようにURLを携帯メールに転送したりすることも可能だ。

 同実験サービスは,NTTのサイバーソリューション研究所が開発した,(1)ブログなどの文書情報における語句の出現パターンを統計的に処理することによって,インターネット上のコンテンツの注目度を判定する「注目度判定技術」,(2)複数の属性を持つコンテンツを一つのアイコンとして表示し,属性の関係性を利用して地図上にコンテンツを配置する「コンテンツ可視化技術」,(3)コンテンツに対するクリックなどの操作状況から利用者の閲覧傾向を推定し,次に閲覧候補となるコンテンツを推薦する「興味情報推薦技術」──を活用して実現したという。

 公開期間は10月25日から12月31日まで。gooの実験サービスを集めた「gooラボ」や,gooが運営している「東京モーターショー2007公認サイト」からもアクセスできる。