NECが出展した「InfoCage セキュリティリスク管理」の画面写真
NECが出展した「InfoCage セキュリティリスク管理」の画面写真
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 NECは、2007年10月24日に開幕したイベント「Security Solution2007」に、「InfoCage セキュリティリスク管理」を出展した。同社が同9月に発表していたものである。

 同社の統合セキュリティ製品であるInfoCageシリーズの中で、今回出展したInfoCage セキュリティリスク管理は、企業内のパソコンやサーバーのセキュリティのレベルを可視化するツールである。

 例えば、Windows Updateや各種アンチウイルス・ソフトウエアなど、最新のバージョンに変更すべきソフトウエアを旧バージョンのままにしたことで、外部からの攻撃対象になることがある。InfoCage セキュリティリスク管理を利用することによって、社内のパソコンやサーバーのバージョンアップ状態を可視化し、迅速な対応ができるようになる。Windows Updateを管理するマイクロソフトのWSUS(Windows Server Update Services)のほか、マカフィー、シマンテック、トレンドマイクロのアンチウイルス・ソフトウエアのバージョン管理機能は標準で備えている。加えて、適切なポリシー適用を自動的に指示する機能を備えている。

 価格は、クライアント数によって異なる。500クライアントまでの場合に216万円、1000クライアントまでの場合には414万円である。