ソフトバンクBBは10月24日、ソフトバンクモバイルの携帯電話からセールスフォース・ドットコムのCRMサービス「Salesforce」を利用可能にするソフトウエア「MoobizSync2.0 for AppExchange/SoftBank Edition」の提供を11月上旬から始めると発表した。出先から顧客情報やスケジュールの管理ができる。TDCソフトウェアエンジニアリングが携帯電話でSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)を利用できるソフトを独自に開発した。

 MoobizSync2.0 for AppExchange/SoftBank Editionは、リッチコンテンツの提供が可能な「S!アプリ」として開発。携帯電話で顧客情報を参照するためのデータ通信はSSLで実行するなど、セキュリティ対策も強化している。

 携帯電話からのSalesforce利用はKDDIが先行しており、2005年に「Salesforce Mobile for au」の名称で提供を始めていた。