写真1●「名刺ファイリング・サーバー」のパソコン側の画面
写真1●「名刺ファイリング・サーバー」のパソコン側の画面
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 東海ソフトは,社員が集めた名刺を全社で一括管理しておき,出先の携帯電話からその都度検索して利用できるようにするソフト「名刺ファイリング・サーバー v.2.0」を,10月24日から開催中の「IPコミュニケーション&モバイル 2007」で展示している。ソフトウエアの出荷時期は2006年4月だが,IT系展示会では初展示となるという。開発会社は東海ソフト,販売会社はメディアドライブ。

 名刺ファイリング・サーバーは,名刺データを全社で共有してデータベース化しておき,携帯電話などで簡単に検索できるようにするWebアプリケーションである。名刺データを個人で管理する場合と比べ,情報共有により全社で名刺データを有効活用できるようになるほか,これまで各個人にかかっていた名刺データの管理負荷を軽減できる。さらに,社内ルール化により,セキュリティの向上や電子化の推進といった効果も見込めるとしている。

 稼働環境は,Windows 2000 Server以降で,WebサーバーとしてIISを使う。名刺データを格納するデータベースは,SQL Server 2000 Desktop Engine 2000以降またはSQL Server 2000以降。価格は,30ユーザーで45万円,50ユーザーで67万5000円,100ユーザーで105万円(いずれも税別)など。