米Appleは米国時間10月22日に,2007会計年度第4四半期(2007年7~9月期)の決算を発表した。売上高は62億2000万ドル。前年同期の48億4000万ドルと比べて29%増加した。純利益は9億400万ドル(希薄化後の1株当たり利益は1.01ドル)で,前年同期の5億4200万ドル(同0.62ドル)を67%上回った。

 当期は,米国外の売り上げが総売上高の40%を占めた。地域別の売上高をみると,米大陸は29億3000万ドル(前年同期比25%増),欧州は13億4000万ドル(同36%増),日本は2億6000万ドル(同11%減)だった。

 当期に出荷した「Macintosh」コンピュータは216万4000台で過去最高を記録。前年同期と比べ34%増加した。携帯型メディア・プレーヤ「iPod」の販売台数は同17%増の1020万台。携帯電話「iPhone」の販売台数は111万9000台で,発売開始以来の累計販売台数は138万9000台にのぼった。

 2007会計年度通期(2006年10月~2007年9月)の売上高は240億ドルで,純利益は35億ドル(希薄化後の1株当たり利益は3.93ドル)となった。

 2008会計年度第1四半期(2007年10~12月期)の業績については,売上高を約92億ドル,希薄化後の1株当たり利益を約1.42ドルと見込む。

[発表資料1(プレス・リリース)]
[発表資料2(PDF書類)]
[発表資料3(PDF書類)]