ステージ上でさまざまなロボットが入場行進をした
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会場にはロボット関連の企業や教育機関のブースが並ぶ
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 数多くのロボットが登場し、さまざまな競技を繰り広げる「アキバ・ロボット運動会 2007」が2007年10月20日~21日の2日間、秋葉原駅の電気街口前に位置するダイビルの「秋葉原コンベンションホール」で開催される。19日に同会場で開かれた開会式では、ステージに複数のロボットが入場行進。大会旗を掲揚して、選手宣誓によって20日から2日間にわたる大会の開会を宣言した。

 秋葉原でロボット運動会が開催されるのは、昨年に続き2回目。前回大会では入場者数が1万人を超え、ステージの周囲に人だかりができるほどの盛況ぶりだった。今回の大会ではステージ上でロボットがサッカーや格闘戦を繰り広げるほか、最新ロボットの展示、ロボット工作教室が開かれる。50種類、100体以上のロボットが会場に集まるという。開催時間は20日が10時~19時、21日が10時~17時。

 大会委員長の妹尾堅一郎 NPO産学連携推進機構/東京大学 国際・産学共同研究センター客員教授は「1976年に秋葉原でマイコンが販売され、現在の日本のパソコン文化を作り上げた。パソコンの次はパソロボ(パーソナルロボット)の時代となり、日本の産業を牽引していく」と挨拶。ロボットは老若男女が楽しめること、ロボットは総合技術の結晶であり産学連携を推進できることなどから秋葉原でロボット大会を開催する意義は大きいと語った。