KDDI 取締役執行役員常務 コンシューマ事業統轄本部長 高橋誠氏(左)、ソニー 業務執行役員 SVP オーディオ事業本部 本部長 吉岡浩氏(右)
KDDI 取締役執行役員常務 コンシューマ事業統轄本部長 高橋誠氏(左)、ソニー 業務執行役員 SVP オーディオ事業本部 本部長 吉岡浩氏(右)
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携帯電話と、ウォークマンやジュークボックスとの連携機能を備えた
携帯電話と、ウォークマンやジュークボックスとの連携機能を備えた
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LISMO Portに対応する携帯電話はW56T、W54S、W54SAの3機種(写真はW56T)
LISMO Portに対応する携帯電話はW56T、W54S、W54SAの3機種(写真はW56T)
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 KDDIおよび沖縄セルラーは2007年10月16日、携帯電話の秋冬モデル「W56T」(東芝製)、「W54S」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)、「W54SA」(三洋電機製)、「Woooケータイ W53H」(日立製作所製)、「W55T」(東芝製)、「W53K」(京セラ製)、「A5529T」(東芝製)、「簡単ケータイ A1407PT」(韓国パンテック&キュリテル製)――の8機種を発表した。11月中旬以降、順次発売する。

 大きな特徴は、音楽機器との連携機能を備えた点である。ソニーと提携し、携帯電話でダウンロードした音楽を、パソコン経由で「ウォークマン」に転送したり、HDD搭載コンポ「ネットジューク」に直接転送して楽しむことができるようになった。音楽を聴くためにユーザーが利用している機器としてデジタル音楽プレーヤーやホームオーディオが多いことが背景にあるという。対応する携帯電話はW56T、W54S、W54SAの3機種である。

 具体的には、KDDIが提供しているPC向けソフト「au Music Port」に、ソニーの音楽管理ソフト「SonicStage」をベースにした「SonicStage for LISMO」が加わる(新ソフトは12月以降ダウンロード型で提供)。このソフトを使うことで、音楽配信サービス「mora for LISMO」からダウンロードした音楽の携帯電話への転送や、パソコンで管理している音楽をウォークマンへ転送できる。また、携帯電話をネットジュークと直接接続し、音楽をバックアップしたりネットジュークで再生したりできるようにする。