ACCESS（本社：東京都千代田区，社長：荒川亨氏）は2007年10月16日，携帯端末および情報家電向けブラウザ「NetFront Browser」の技術を応用し，Webページを携帯電話サイトなどで表示できるようにするサーバーシステム「NetFront Transcoder」をこのほど開発したと発表した（発表資料）。このシステムは，Webページをサーバーに取り込み，そのページの構造を解析して携帯電話サイトなどで表示できるページに変換する機能を持つ。従来のサーバーシステムでは処理が困難であった「JavaScript」や「CSS」なども解釈できるため，Webページのコンテンツをリアルタイムで変換できる点が特徴である。また携帯端末や情報家電の画面サイズやメモリー容量などは機種ごとに異なるが，それぞれの機種に合うように最適化することが可能だ。さらに視覚的で操作が簡単な編集ツールも搭載しており，ACCESSはユーザーは携帯電話サイトなどで表示できるページを容易に編集できるとしている。