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【自動改札障害】事故原因が判明、「データ分割時の特定量」で読み込めず

菊池 隆裕=日経コンピュータ 2007/10/15 日経コンピュータ

 2007年10月12日に発生した、首都圏における自動改札機トラブルの原因が判明した。自動改札機を運営する関東ICカード相互利用協議会、PASMO協議会、JR東日本が、10月15日に発表したものである。

 日本信号製のICカード読取装置を搭載した自動改札機におけるプログラムに不具合があったことは先週の段階で分かっていたが、今回は具体的な不具合個所を公表した。発表によると、「ネガデータ」と呼んでいる不正カード情報を自動改札機に配信する際、データ量によって2分割することがあるが、この際に「データ量が特定の値である場合」について読み込みができなくなるものだったという。10月12日の朝は、ちょうどこの「特定の値」になってしまったという説明である。本来は元データを分割したいことを理解して実行すべき処理が実行されず、読み込み不能になったようだ。

 日本信号も同日、今回のトラブルを受け、今後の防止策を公表している。具体的には、データ配信時のチェック個所を増やすこと、事前・事後の設計審査を充実させること、ソフト検証のための自動化ツールをさらに推進することなどである。現行の納入機種については、数カ月にわたって再々検証するとしている。

 この対策として、日本信号は修正プログラムを13日午後2時に作成、同日午後7時からインストール作業を始めている。現在、インストール作業は進行中であり、16日までに完了する予定という。

 今回のトラブルでは、「Suica」を発行する3事業者192駅1328台、「PASMO」を発行する13事業者470駅3050台の自動改札機の起動ができなくなってしまった。今回のトラブルに関する損失額については、「合理的な算定が難しい」(JR東日本)という理由から公表していない。損失の負担については「検討中」(JR東日本)、「精査中」(日本信号)とする。

■変更履歴
当初の記事では、関東ICカード相互利用協議会、PASMO協議会、JR東日本による発表の日付を間違って記述しておりました。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2007/10/15 15:30]

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