NTTコムウェアは,許可されたクライアントだけがWebアプリケーションを利用できるようにする端末認証ソフト「AdminITy Policy Gate」を,10月11日に販売開始した。同社のインベントリ管理ソフト「AdminITy」のオプション・ソフトであり,別途AdminITyが必要。価格は,1ユーザー441円からで,AdminITyを新たに導入する場合は,AdminITyとセットで1ユーザー3444円から。

 AdminITy Policy Gateは,Webアプリケーションに対する端末認証用のサーバー・ソフトである。運用には別途,クライアントPCのインベントリ情報を収集して資産管理やセキュリティ管理に役立てる運用管理ソフト「AdminITy」が必要。AdminITyのエージェント・ソフト,AdminITy Policy Gate(認証用Webサーバー・ソフト),Webアプリケーションの3つが連携して端末認証機能を実現する。

 具体的な認証の仕組みは,以下の通り。まず,クライアントPCからWebアプリケーションにアクセスすると,あらかじめWebアプリケーションのHTMLに埋め込んでおいたJavaScriptによって,AdminITy Policy Gateへとリダイレクトされる。AdminITy Policy Gateは,クライアントPCにインストールされているAdminITyのエージェント・ソフトに問い合わせることで,クライアントがWebアプリケーションへのアクセスを許可されているかどうかを認証する。