ビデオ/オーディオ検索技術を手がける米blinkxは米国時間10月10日,動画共有サービス上のビデオに広告を付加し,Webページやブログなどに掲載できるサービス「AdHoc Widget」を発表した。ユーザーは広告掲載による報酬を得られる。

 同サービスは,YouTubeやGoogleVideo,DailyMotionなどの動画共有サービスに投稿したビデオとテキスト広告を組み合わせ,ブログなどに挿入するためのコードを出力する。blinkxが2007年6月より提供している広告プラットフォーム「AdHoc」をベースとしており,動画の内容と関連性の高い広告を表示できる。

 広告付き動画を作るには,まずblinkxのWebサイトにアクセスし,電子メール・アドレスや決済用PayPalアカウントなどを登録する。続いて,各動画共有サービスで生成された動画掲載用のコードを入力すると広告付き動画のコードが得られる。これをWebページなどに貼り付ける。

 blinkxは,広告主から徴収する広告料の50%をユーザーのPayPalアカウントに入金する。

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