米マイクロソフトは2007年10月4日、Windows XPのService Pack 3(SP3)のベータ版を限定公開した。Windows Server 2008ベータ3版の評価プログラムの登録ユーザーなど、同社ソフトを試用する限られたメンバーに配布した。

 Windows XPのSP3は、2008年の前半に正式提供予定。SP2のような大幅な変更ではなく、小規模なアップデートになる見込み。セキュリティに関する細かな機能強化や公開済み修正パッチの適用が主になると見られ、ユーザーがはっきりと変化を感じられるような特徴はなさそうだ。

 同社は2008年の第1四半期に、Windows VistaのService Pack 1(SP1)の提供も予定している。主な強化点は、品質や管理性の向上、対応ハードウエアの拡充など。ただし、こちらも限定的な変更にとどまる見込みだ。