ソニーは2007年10月9日,「プレイステーション3」の値下げと低価格の新モデルを発売することを発表した(発表資料)。現行モデル2機種を10月17日より値下げし,20GBのハードディスク駆動装置(HDD)を搭載したモデルを4万4980円で,60GBのHDDを搭載したモデルを5万4980円の希望小売価格で発売する。また,40GBのHDDを搭載した新プレイステーション3「CECHH00」シリーズを,2007年11月11日に希望小売価格3万9980円で発売する。新モデルはプレイステーション2ソフトウエアとの互換性を省くなどして低価格化した。
 
 新モデル「CECHH00」シリーズは,現行モデル同様ブルーレイディスク(BD)ドライブを搭載しており,ゲームのほかBD,DVD,CDの映像・音楽ソフトも楽しめる。ただし新モデルでは,現行モデルで対応しているプレイステーション2用ソフトウエアやスーパーオーディオCD(SACD)の再生には対応していない。HDMI出力端子を備え,1080p,1080i,720p,480p,480iの映像出力と,Dolby Digital 5.1ch,DTS 5.1ch,LPCM 7.1ch,AACなどの音声出力に対応する。新モデルの本体カラーは現行モデル同様の「クリアブラック」に加え「セラミック・ホワイト」の2色から選べる。

 なお,10月17日以降の現行モデル購入者と11月11日以降の新モデル購入者を対象に,キャンペーン用特別版BD「スパイダーマン3」を合計20万枚プレゼントする販売促進キャンペーンを実施する予定である。