マイクロソフトは2007年10月5日、Internet Explorer 7(IE7)日本語版をWindowsの自動更新機能で誤配信したことを明らかにした。現在では配信を停止している。
マイクロソフトでは、自動更新機能によるIE7日本語版の配信開始を2008年以降としていた。しかしながら、10月5日午前2時ごろから、IE7日本語版が予定外に配信されてしまった。このため、自動更新機能を有効にしている場合には、意図せずにIE7がインストールされた可能性がある。
なお、同日の午前3時ごろには、自動更新機能による配信は停止されたという。正式な配信開始は、従来からのアナウンス通り2008年以降となる予定。
同社では、意図せずにインストールされたユーザーに対して、IE7のアンインストール手順を紹介。具体的には、「コントロールパネル」の「プログラムの追加と削除」を開き、「現在インストールされているプログラム」の一覧から「Windows Internet Explorer 7」を選択して、「変更と削除」ボタンをクリックする。
自動更新機能によってダウンロードされていて、まだインストールが開始されていない場合もある。IE7のインストールを希望していない場合には、「Windows Internet Explorerのインストール」というタイトルが付いたダイアログ(図)が表示された時点で、「キャンセル」をクリックすればよい。