マイクロソフトは2007年10月5日,日本のユーザーに対してWindowsの自動更新でInternet Explorer 7を誤って配布してしまったことを明らかにした。
この自動更新は,主に欧米向けユーザーのためのもの。日本はWindowsの自動更新でIE7を配布する地域に含まれていない。ところが,10月4日(米国時間)にIE7の新バージョンがリリースされ,自動更新を開始した際,マイクロソフトの設定ミスで日本が含まれ一部ユーザーにインストールされてしまったという。「現在は既に配布を停止している」(広報部)。
今後,誤ってインストールしてしまったユーザーに対してアンインストールの方法などを書いたドキュメントを公開する予定だという。
【追記:2007/10/5 19:42】
- 2007年10月5日夜,マイクロソフトが「お詫び:自動更新機能によるInternet Explorer 7の予定外配信に関して」というドキュメントを公開した。
- IE7をアンインストールしたい場合は,「コントロール・パネル」の「プログラムの追加と削除」から削除を選ぶことで実施できる。
- 日本語版IE7の自動更新による配布は2008年以降に予定しているという。