NHKは2007年10月4日,地上デジタル放送とBSデジタル放送の9月末の普及状況(速報値)を発表した。それによると地上デジタル放送は,対応受信機が9月に約110万台増え,9月末の普及台数は約2526万台となった。

 一方,BSデジタル放送の場合は,対応受信機が9月に約100万台増え,9月末の普及台数は2772万台だった。これに,ケーブルテレビ(CATV)で「デジタル・アナログ変換」して視聴している約155万世帯を加えると約2927万件となり,3000万件の到達にあと一歩と迫った。