写真1●ExpressCard/34に準拠した「FOMA OP2502 HIGH-SPEED」
写真1●ExpressCard/34に準拠した「FOMA OP2502 HIGH-SPEED」
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写真2●コンパクトフラッシュ(CF)型の「FOMA N2502 HIGH-SPEED」
写真2●コンパクトフラッシュ(CF)型の「FOMA N2502 HIGH-SPEED」
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 NTTドコモは10月1日,HSDPA(high speed downlink packet access)対応のデータ通信カード「FOMA OP2502 HIGH-SPEED」(ベルギーのオプション製,写真1)と「FOMA N2502 HIGH-SPEED」(NEC製,写真2)を開発したと発表した。2007年度第4四半期に発売する予定。

 OP2502は,ExpressCard/34に準拠しており,ExpressCardスロットを搭載したパソコンで利用できる。一方のN2502はコンパクトフラッシュ(CF)型で,PDAやPCカードスロット(Type II)を搭載したパソコン向け。いずれも受信最大3.6Mビット/秒,送信最大384kビット/秒の高速データ通信が可能。PC向けのパケット定額プラン「定額データプランHIGH-SPEED」と「定額データプラン64K」に対応している。

 OP2502は,世界153カ国・地域で利用可能な国際ローミング・サービス「WORLD WING」を利用できるが,FOMA N2502 HIGH-SPEEDでは利用できない。パソコンにドライバーを自動的にインストールできる「ゼロインストール」もOP2502だけが対応している。一方,64kビット/秒のデータ通信とテレビ電話が利用できるのはN2502だけだ。

 対応OSは,両製品ともにWindows Vista,同XP Professional/Home Edition,同2000 Professional。MAC OS X(10.4.7~10.4.10)はOP2502のみ,Windows CE .NET 4.1とWindows Mobile 5.0/6.0はN2502のみの対応となっている。

 価格はオープン。予想店頭価格は1万円前後の見通し。

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