10月1日、郵政民営・分社化により日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険、郵便事業、郵便局の郵政グループ5社が始動した(写真1)。郵政グループは午前8時から東京・霞が関の本社で発足式を開催。式典には福田康夫首相や小泉純一郎元首相など政府関係者のほか、日本郵政の西川善文社長をはじめグループ5社の役員が参加した。
午前7時、グループの先陣を切って、ゆうちょ銀行のATM(現金自動預け払い機)が稼働を始めた(写真2)。
その2時間後の午前9時には、本社内の千代田霞が関郵便局をはじめとする全国の郵便局が営業を開始(写真3)。開店直後から利用客でにぎわった。その時点で、ゆうちょ銀行のATMは順調に稼働している。