写真●ウィルコムの喜久川政樹代表取締役社長(左)と平澤弘樹取締役執行役員常務(右)
写真●ウィルコムの喜久川政樹代表取締役社長(左)と平澤弘樹取締役執行役員常務(右)
[画像のクリックで拡大表示]

 ウィルコムは9月28日,総務省の関東総合通信局に2.5GHz帯事業免許(特定基地局の開設計画の認定)の申請を提出した。利用方式として,最大20Mビット/秒以上の通信速度を実現する「次世代PHS」を利用する方針で申請したという。

 申請主体はウィルコム単独で,他事業者との連携はなかった。「申請は1社で行ったが,事業上でどことも組まないというわけではない。オープンな姿勢でやっていく」(喜久川政樹社長,写真)。

 サービス開始時期など申請内容の詳細については事業者間競争を理由に明言を避けたが,「早期に人口カバー率を90%,95%という水準にする考えだ。できるだけ低額のサービスにするため,設備投資を抑えながら展開していく計画になっている」(喜久川社長)とした。

[発表資料へ]