端末とサーバーが連携して実現する
端末とサーバーが連携して実現する
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 NTTドコモは、携帯電話による「行動支援レコメンドシステム」を開発した。携帯電話機のスケジュールに登録されている予定からユーザーの行動や嗜好を推定し、その行動・嗜好に合わせて適切と思われる情報を自動的に配信するというものである。端末側のソフトウエアと、サーバー側ソフトウエアが連携して実現する(図)。

NTTドコモが例として挙げているのが、旅行の日程と場所をスケジュールに登録した場合。開発したシステムは「宿泊予約」や「スーツケースの購入」などの行動を推定、旅行先のホテル情報などを配信する。NTTドコモは、同システムを2007年10月2日~6日に開催される「CEATEC JAPAN 2007」に出展する。