米Cisco Systemsは米国時間9月27日,コンタクト・センター向けWebベースのビジネス・インテリジェンス(BI)および分析レポート・ソリューションを手がける米Latigentを買収することで最終合意に達したと発表した。これによりCiscoは,「Unified Customer Contact」製品の強化を図る。

 Latigentの製品では,Web 2.0技術を利用して,コンタクト・センター向けにリアルタイムの分析レポートをカスタマイズして作成できる。

 買収手続きはCiscoの2008会計年度第1四半期(2007年8~10月期)に完了する見込み。Latigentの従業員および資産は,CiscoのCustomer Contact Business部門に統合される予定。Latigentの共同創設者で現CEOのChris Crosby氏とCTOのJason Kolb氏も,Ciscoに加わることになる。

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