INFORBAR 2。左から時計回りにSILVER、MIDORI、NISHIKIGOI、WARM GRAY。
INFORBAR 2。左から時計回りにSILVER、MIDORI、NISHIKIGOI、WARM GRAY。
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製品を説明する、KDDI取締役執行役員常務コンシューマ事業統括本部長の高橋誠氏
製品を説明する、KDDI取締役執行役員常務コンシューマ事業統括本部長の高橋誠氏
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 KDDIと沖縄セルラーは2007年9月26日、スタイリッシュな携帯電話端末「INFOBAR 2」を11月下旬以降に発売すると発表した。2001年にスタートしたKDDIのデザイン開発プロジェクト「au design project」の第7弾となる。第1弾の「INFOBAR」と同じく、プロダクトデザイナー深澤直人氏とのコラボレーション製品である。

 これまでのau design projectで発売された端末は、デザイン重視のために機能的には一世代前だったり、アンテナを内蔵できないためデザイン的な完成度も一歩及ばなかったという。INFOBAR 2では、こうしたデザインと機能のバランスを意識した製品で「ワンセグなど最新機能をすべて搭載した」(KDDI)。

 きょう体は、深澤氏が「四角い飴が口の中で溶けて、丸みを帯びはじめたような形」と表現する、曲面を持つストレート端末となっている。ユーザーインタフェースも深澤氏がデザイン。余分な要素をそぎ落とし、操作しやすい機能に徹したアイコンを採用したという。

 色は、「SILVER」「MIDORI」「NISHIKIGOI」「WARM GRAY」の4色。MIDORIは、表面にシボ加工を施しており、マットな手触りに仕上げている。

 ディスプレイには、2.6型(240×400画素)の有機ELを採用。第6弾のMEDIA SKINに搭載されている有機ELディスプレイよりも30%ほど輝度を高めたほか、照度センサーが周りの明るさに応じて輝度を調整するため、映像の見やすさはMEDIA SKINよりも高まったとしている。

 ワンセグ放送対応のアンテナをauとしては初めて内蔵した。電波の弱いエリアでは、付属のアダプターを接続すると外部アンテナとして利用できる。

 このほか、197万画素のカメラ、おサイフケータイ、ステレオスピーカーなどの機能を搭載している。